高大連携
長野大学淡水生物学研究所では、高大連携(高大連携の在り方、文部科学省)の一環として、研究所の優れた施設を活用し、生物学、生態学が専門の長野大学教員と生物部・同好会の顧問の高校教員との連携を深め、地域の高校生に生物学を学ぶための活動の場を提供しています。
- 高校生学会発表
- 上田西高校学びプロジェクト
- 上田西高校生物同好会
- 探究学習:染谷丘高等学校
- 課外学習:二松学舎大学附属高等学校
- 国際バカロレア(IB)教育:長野日本大学高等学校
日本生態学会・高校生ポスター
2023年8月、探究学習の一環として染谷丘高校の白井充大君がモツゴの個体数測定に取り組みました。久野英二先生の「動物の個体群動態研究法 I ―個体数推定法―」(1986)を参考にして除去法から個体数およびその信頼区間の推定を行いました。セルビンを複数用いた今回の調査法は、推定の時間的・空間的な変動性を考慮する工夫をしており、成果は春の日本生態学会・高校生ポスターで発表しました:
Mihiro Shirai1, Akira Maejima1, Sakie Kodama2 and Hiroshi Hakoyama2 (1 Someyaoka High school, 2 IFB Nagano University) Estimation of the population of Topmouth gudgeon in a pond using the removal method 一般講演(ポスター発表) PH-17
UNMP, 上田西高校学びプロジェクト
上田西高等学校では生徒会の主催でUNMP(上田西高校学びプロジェクト)を定期的に行っています。淡水生物学研究所では、UNMPの生物系の学習分野の講座に協力しています。
第4回UNMP講座A「千曲川の水質を知ろう!」
2023年1月28日 第4回UNMP講座A「千曲川の水質を知ろう!」開催。淡水研でのミニレクチャー、千曲川における水質や底生生物の調査、得られたサンプルの研究所での分析(マイクロプレートリーダーを使ったEcoPlate分析や水生昆虫等底生生物の同定)を行いました。
第5回UNMP講座「千曲川の水質を知ろう!」
2023年10月15日 第5回UNMP講座「千曲川の水質を知ろう!」開催。児玉紗希江准教授が中心となって対応し、千曲川のフィールドにおいて、水質測定、底生動物相の調査を行い、水生生物相が水質の指標になることを利用した環境省の水質評価マニュアルに準拠して調査結果を調べた結果、千曲川本流と下水処理水の千曲川への排水の間には、水質および水生生物相に顕著な違いがあることを確認できました。
第6回UNMP講座「生物多様性について考える」
2024年1月27日、第6回UNMP講座「生物多様性について考える」開催。土屋勇満先生の指導のもとに生物同好会および生徒会の生徒など6名の参加があり、それぞれ学習・研究内容を発表し、淡水研教員(児玉紗希江准教授・箱山 洋教授)と活発な議論を行いました。また、淡水研教員からは、生物保全・統計学の基本的な考え方についてレクチャーがあり、高校生たちの理解を深めました。さらに、研究所のフローサイトメトリーを使った動物の倍数性(遺伝子量)の測定について実習を行い、座学の倍数性の進化についての講義と合わせて、生物の倍数性特性の基礎、動物のなかでも両生類はゲノムサイズが大きい傾向があることなどを学びました。
第7回UNMP講座
2024年9月23日、第7回UNMP講座が開催されました。5名の生徒が参加し、それぞれの興味のテーマについて発表しました: 千曲川の水質環境と生物の関係、水生昆虫の生態、アカハライモリの生態。また淡水研からはヤツメウナギの生態と千曲川の水質分析についてを話題提供しました。
第9回UNMP講座
2025年9月23日、第9回UNMP講座が開催されました。2名の生徒が参加し、プラナリアの調査や形態観察、ゲノムサイズの観察を行いました。
上田西高校生物同好会(リンク)
2022年3月11日見学
2022年3月11日 上田西高校生物同好会が研究所見学(顧問:土屋勇満教諭)
2022年10月24日水生生物採
2022年10月24日 上田西高校生物同好会が研究所で水質測定と水生生物採集
2023年11月6日研究相談
2023年11月6日 上田西高校生物同好会1年生の宮下志保さんがアカハライモリの保全研究で相談に来所
探究学習(総合的な学習(探究)の時間、文部科学省)
染谷丘高等学校
2022年7月29日千曲川のゴミ問題
2022年7月29日に染谷丘高校の高校生9名が、千曲川のゴミ問題、千曲川の生物で探究活動を行う一環として、淡水生物学研究所を訪問しました。
長野日本大学高等学校
2026年5月28日 国際バカロレア(IB)教育に関わる探究活動
2026年5月28日に、長野日本大学高等学校の山口敦士さんが、深田陽平先生の引率のもと、国際バカロレア(IB)教育に関わる探究活動の一環として淡水生物学研究所を訪問しました。研究所の活動や飼育施設を見学し、河川生態系や淡水魚類の保全について学びました。
課外学習
二松学舎大学附属高等学校
2024年7月29日、東京都千代田区より二松学舎大学附属高校から生物班5名と教員1名が、生物を身近に感じるための課外学習として淡水研を訪れました。高校生らは淡水生物学に関する講義を受けた後、所内でトンボなどの水辺の昆虫を採集し観察を行いました。