箱山 洋教授が河川環境保全モニター会議に出席し、千曲川の現地視察を行いました
台風19号による千曲川災害の復旧事業が国土交通省・千曲川河川事務所によって行われています。国土交通省では自然環境に配慮した河川整備を進めているところであり、河川環境保全モニター会議は有識者が生物保全の観点で事業に意見を述べるものです。箱山教授は河川環境保全モニター(魚類)としてこの会議に出席し、地域の流域管理の課題に貢献しています。会議では令和3年度工事予定地や公募伐採候補地などの視察を行い、長野市の千曲川河川事務所で意見交換を行いました。写真は当日観察された千曲川堤防においてウマノスズクサを採餌するジャコウアゲハの幼虫です(河川環境保全モニター野口健氏の同定による)。ウマノスズクサは県の絶滅危惧II類に指定となっていて千曲川河川事務所ではウマノスズクサの保護に配慮した除草を行なっています。