児玉紗希江助教が信濃川水系の環境DNA魚類調査を個体群生態学会で発表します
先の9月に淡水生物学研究所が行なった信濃川全域の淡水魚類相を把握する大規模調査の結果を、児玉紗希江助教が2021年11月6-7日にオンライン大会(龍谷大学)で行われる第37回個体群生態学会大会において速報として英語発表します:
Sakie Kodama, Leanne Faulks and Hiroshi Hakoyama (Institute of Freshwater Biology, Nagano University). The ichthyofauna of Chikuma River: an eDNA survey.
発表では、今回の調査で明らかになった生息地間での魚類相の多様性のパターン、魚類相と河川工作物との関係、検出された希少種、国内外来種の分布などについて予報として報告する予定です。
個体群生態学会は生物のダイナミクスに関する歴史ある学会で、学会が発行する国際誌Population Ecologyは国際的にも高い評価を受けています。学生の皆さんも個体群生態学会をチェックしてみてください。