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国土交通省・河川生態研究の令和4年度一般研究への移行が採択されました

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2022年3月22日に国土交通省・河川砂防技術研究開発公募地域課題分野(河川生態)の「河川における生息地連続性の重要性-河川生態系への影響評価および 保全方策」に関する研究について、3月4日に開催された河川生態委員会での審査の結果、令和4年度一般研究(年間1,500万円、最大5年間)へ移行することが決定されました。長野大学淡水生物学研究所の箱山 洋教授(研究代表)、Leanne Faulks客員准教授、児玉紗希江助教、信州大学工学部の豊田政史准教授、飯尾昭一郎准教授、信州大学理学部の東城幸治教授、長野県水産試験場の山本 聡場長、上島 剛部長、下山 諒技師が研究分担をし、長野大学の熊谷圭介教授、高橋一秋教授、信州大学繊維学部の平林公男教授が研究協力者となる研究組織で、生態学・河川工学の研究者が力を合わせて千曲川・信濃川水系をフィールドとして、河川生態系における攪乱や河川工作物の存在が、生息地の連続性、さらには個体群・群集の健全性・持続性に与える影響を明らかにすることを目指します。また、魚道・水路等における魚類の移動・種判別に自動化したカメラ観測デバイスとその電源に関する技術開発や、霞堤・遊水池の構造ごとの治水効果および生物多様性機能を評価するなど、治水と保全のトレードオフ評価手法の開発を行い、合理的な河川管理行政に貢献できればと考えています。

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