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上田市中央公民館で箱山教授がセミナーを行いました

IFB

日時:令和4年6月5日(日)午後1時半ー3時

講師:箱山 洋(長野大学淡水生物学研究所 所長/教授)

演題: 魚類の多様な生息地の利用とその分断化

募集人員:70名

会場:中央公民館3階 大会議室

受講料:無料

申込先:中央公民館へ電話(22-0760)でお申し込みください。

要旨:河川・湖沼に住む淡水魚類は、異なる環境を状況に応じて利用して生きています。例えば、ある種の淡水魚が繁殖期には成魚が普段利用しないような流れが緩く暖かい小さな河川や水路に移動して産卵を行うことはよく知られています。今回は、諏訪湖-流入河川-水田水路を生息地とするフナ類の生活史をご紹介します。諏訪湖では周辺の水田地帯における稲作による生息地の接続と分断化が、魚類の移動・分散のパターンと密接に関連しています。また河川においても、本流や支流・水路を魚類が容易に移動できることが重要であると考えられますが、これからの研究調査の取り組みの方向性についてご紹介し、会場の皆様と身近な千曲川の自然についても共に考えてみたいと思います。

講演の様子がUCV上田ケーブルビジョンで放送されます。

(放送予定日)

6月14日(火)

6月15日(水)

後日、インターネット上で期間限定で動画公開

UCVの放送がオンラインでも公開されました。 千曲川の恵みを考える 上田市中央公民館(2022.06.14)

2022年6月21日付の東信ジャーナルに講演の記事が出ました。 千曲川の恵みを取り戻す講演会 支流や水路との連結など淡水魚の生息に重要