電気ショッカーでコクチバスの防除を行いました!
5月下旬から、今年もコクチバスの産卵の時期になりました。この時期、産卵親魚は浅い流れの穏やかなところにすり鉢状の巣をつくります。淡水生物学研究所のメンバーで、産卵場に集まっている個体を電気ショッカーで捕獲しました。
コクチバスは北米原産のスズキ目サンフィッシュ科の魚食性の魚です。環境省では、外来生物法に基づき、コクチバスを2005年から特定外来生物に指定していて、無許可での飼養等が禁止されています。また長野県の条例で再放流が禁止されています。台風19号で千曲川本流からはコクチバスが一旦減少したのですが、eDNA調査などによると少しずつ分布を再拡大している可能性があり、科学的な知見に基づいた影響評価や対策が求められています。