児玉准教授が北海道大学で開かれた個体差モデリングのための統計ワークショップSQuIDに参加しました!
2024年3月18-21日の4日間にかけて北海道大学で開かれた個体差モデリングのための統計ワークショップSQuIDに児玉准教授が参加しました。SQuIDはStatistical Quantification of Individual Differences(個体差の統計的定量化)の略で、行動生態学者/進化生物学者として活躍されている国際的講師陣によって世界中を巡って開かれるワークショップです。表現型の形質には階層的な変異があり、集団間、集団内の個体間、個体内で変動しますが、多くの生物現象にも類似した階層構造が得られます。ここではシミュレーションを駆使し、統計的(混合効果)モデルがこのような階層構造を持つデータでどのように働くかを学び、生物学的プロセスについての新しい視点を提供し、より洞察に富んだ研究デザインと分析を提案することを目的としています。ワークショップの参加者は講師、受講者ともに外国籍の方がほとんどで、国際色豊かで刺激的な勉強会となりました。3日目にはポスターセッションがあり、児玉准教授は河川工作物と魚類の連続性について調べた研究内容を発表しました。