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第72回日本生態学会で淡水研での研究活動成果が発表されました!

IFB

日本生態学会第72回大会が2025年3月15日から18日まで札幌で開催されました。長野大学淡水生物研究所のLeanne Faulks客員准教授は、「つながりの河川生態学:遺伝子からメタ生態系の理解まで」と題されたシンポジウムに参加するため札幌を訪れ、上田市周辺の河川における小型堰が魚類の生物多様性に与える影響を調査した研究プロジェクトの結果を発表しました。この淡水研の研究では、小さな堰は魚の移動を減少させ、種や遺伝的多様性のレベルを低下させることがわかってきています。シンポジウムの他の講演者も、森林と河川のつながりや、淡水と海洋のつながりなど、淡水の生態系機能と生物多様性にとっての流域のつながりの重要性を強調していました。