【長野大学プレスリリース】流水チャンバーでウナギの遊泳解析:淡水生物学研究所と信州大学工学部飯尾研で共同研究を開始
淡水生物学研究所と信州大学工学部飯尾研で流水チャンバーでウナギの遊泳コストの分析をする共同研究を開始しました。この研究では水産庁の国際資源ウナギユニットの補助研究事業で取り組んでいる下りウナギの人工衛星タグによるトラッキングに関する研究に関連して、人工衛星タグの装着の影響や遊泳コストを流水チャンバー内を遊泳するウナギを用いて調べます。人工衛星タグを装着したウナギをチャンバー内で泳がせることで、タグの脱落のパターンやウナギの遊泳パターンなど中長期の影響を観察することができます。
2025年7月25日、信州大学工学部飯尾昭一郎准教授と研究室メンバーが訪問し新たに開発した流水チャンバーを設置し、ウナギのテスト遊泳を行いました。
ウナギの人工衛星タグを用いたトラッキングの研究は、水産庁の国際資源ウナギユニットの補助研究事業として、長野大学淡水生物学研究所が中心となって、九州大学、信州大学、宮崎県、熊本県が協力して行っています。
問い合わせ先
長野大学淡水生物学研究所 ifb@nagano.ac.jp TEL: 0268-22-0594 FAX: 0268-22-0544 箱山 洋